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スイーツ&デストロイ

旅行記と備忘録

沖縄 石垣島/竹富島/小浜島

なごみの塔からみた竹富島の集落

竹富観光センターの牛車

川平湾のベニテマリ

竹富小中学校の門

竹富島アイヤル浜(蝶の浜)

「お食事処 かにふ」の島野菜カレー

竹富郵便局

川平湾のハイビスカス


小浜島

石垣島 川平湾

 ピーチの就航記念セールでチケットを取り、9月の終わりに石垣島へいく。最近の国内旅行はもっぱらLCCだ。久しぶりの石垣島は、空港も新しくなっていた。飛行機を降りると、湿り気を帯びた大気が肌にまとわりついてくる。この頃はまだ関西も暑かったけれど、ここは別の国のようだ。沖縄は大好きな場所で、一時期は年に3回ほど通っていたこともあるし、今でも数年に一度は訪れている。でも石垣へはずいぶん来ていなかった。このところは本島から周辺の島へいって潜って帰ってくるばかりだったからだ。おそらく10年ぶりくらいだとおもう。以前に尋ねたときは周辺の島(黒島、由布島西表島竹富島新城島)を巡り、泳いだり、潜ったり、牛車に乗ったり、サイクリングをしたり、マングローブの林をカヤックで抜けたりした。楽しかった。

 とくに印象的だったのは新城島で、定期航路も宿泊施設もない、とても小さな島なのだが、集落の小径に入ると、お伽噺の挿絵みたいな風景がひろがっていて、思わず息を飲む。若草色の芝生の道に、低い石垣が続き、南国の花がそれを縁取っていて、そこはほんとうにうつくしい。珊瑚礁もすばらしく、その魚影の濃さには圧倒されるほどだった。新城島は上地と下地に別れたふたつの島で、通称はパナリ島。干渉時には東側のリーフが水の上に現れ、島の間を徒歩で渡ることができる。ジュゴンを祀った東御嶽など。いくつかの御嶽があるのだけれど、聖域なのでどこも立ち入り禁止だ。パナリへはダイビングショップのツアー等で行く。桟橋の脇の小さな海岸と、南側のビーチでシュノーケリングをして、昼食を食べ、集落を散策したが夢のようだった。

 またパナリへ立ち寄りたくて、今回もいくつかのショップに問い合わせたのだけれど、ツアーはそもそも毎日実施されているわけではなく、人数が集まらなければ中止になってしまうし、店によっては開催が奇数日と決まっていたりする。そんなこんなで願いは叶わず、代わりにバラス島とマンタポイントへいくツアーに申し込んだ。しかし、結局こちらも波が高くて目的地へは辿り着けなかった。あとはだいたい竹富島にいて、レンタサイクルで集落を走り回り、疲れたらビーチに浸るを繰り返す。ちょうど干渉時だったのだろうか、コンドイビーチはあまりに遠浅で、どこまでいっても水深が変わらない。いけどもいけども膝上くらいの深さなので、泳ぐに泳げず、砂地に腰をおろして水の感触を楽しむしかなかった。水面から顔だけ出して目を閉じる。

 体育座りに飽きたら手足を伸ばして、ただ海面に浮かんでいた。真っ白な砂浜に囲まれた真っ青な海。ここは魚の色も数も地味で、シュノーケリングには適さないが、そのうつくしさで島随一のビーチといわれている。隣にはカイジ浜があり、ここは星砂のビーチとして有名だ。とはいえ、それをみつけるのは困難だという。砂に混じった星形は、今ではほんのわずかなのだそうだ。このふたつの浜と相反する、島の東にはアイヤル浜があって、海岸へ抜ける小径を南国の蝶が乱舞している。ゆえに蝶の浜とも呼ばれるここの水は、ガラスのように透き通っていて、実はコンドイよりもどこよりもきれいなのだけれど、潮の流れが速いため遊泳は禁じられている。また、このへんは航路なので、さまざまな船が行き交い、海をずっと眺めていてもまるで飽きない。

 わたしが竹富島でいちばん好きなのはこの浜だ。たくさんの蝶が舞う小径は幻想的で、とても現実とは思えない。集落から少し遠いので、ひともまばらだし、好きなだけのんびりすることができる。最終のフェリーが6時過ぎに港を出るため、日没まではいられないが、いつか島の宿に泊まることがあれば、ここでゆっくり日が落ちていくのをみたいとおもう。夕焼けも星空も、きっとえもいわれぬうつくしさに違いない。夜になれば、巨大なヤエヤマオオコウモリもみられるだろう。帰りの船に乗るまえに、集落の中心にそびえる、なごみの塔へ登った。一帯が見渡せる高い塔だ。ひとひとり通るのがやっとの、狭くて急なコンクリートの階段を上がり、てっぺんの足場に出ると、がくがくと膝が震える。わたしは高所恐怖症らしい。半泣きで写真を撮った。

 最後日はフリーパスを買い、路線バスで石垣島を観光する。川平リゾート線と空港線が5日間乗り放題で1000円。他に全路線5日間乗り放題で2000円というパスもあり、たいへんお得だ。これを使い、島の北西部にある川平湾へ向かう。この湾は石垣島を代表する景勝地で、潮の満ち引きや光の加減により変化する、青や碧の濃淡が見事な場所だ。確か以前もここへ来て、珊瑚礁を遊覧するグラスボートに乗った。水面に陽光が反射して、海がきらきらときらめていて、眩しくて目を細めたことをよく覚えている。しかし、この日はあいにく曇り空で、絶景とまではいえなかった。肌寒さを感じながら、公園の端にある喫茶店でアイスクリームを食べた。
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