読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

スイーツ&デストロイ

旅行記と備忘録

ハンガリー ブタペスト

f:id:Francesco3:20111214230251j:image

漁夫の砦から撮ったドナウ川とブタ城地区、対岸の国会議事堂の風景(世界遺産

f:id:Francesco3:20111214224303j:image

ブダ王宮の丘(世界遺産)の芝生と花壇

f:id:Francesco3:20111214224915j:image

ブダ王宮の丘へつづく石畳の道

f:id:Francesco3:20111215165908j:image

市街地のバス停留所

f:id:Francesco3:20111214231942j:image

マーチャーシュ教会(聖母マリア教会)のステンドグラス

f:id:Francesco3:20111215005144j:image

ブタペストのクリスマス市で売られていた三段重ねのサシュ

f:id:Francesco3:20111215004959j:image

オーガンジーで出来た花のブローチ

f:id:Francesco3:20111215004416j:image

クリスマス市の屋台で焼かれていたソーセージ

f:id:Francesco3:20111215005251j:image

クリスマス市にて棒から吊るされた豚の薫製(?)

f:id:Francesco3:20111215003710j:image

いろいろな種類のサラミやチーズがところせましとならべられた屋台

 「氷点下」という言葉に恐怖さえおぼえつつ、それでもこの時期に中欧をめざしたのは、あちらのクリスマス市を巡るのが数年来の夢だったから。梅田スカイビルそれに通いながらずっと憧れを募らせていたのだ。まずカタール航空の深夜便で関空を発ってドーハ経由でブタペストへ。「ドーハ」といわれても「ドーハの悲劇」しかおもいうかばないし、カタールについてなにもしらなかったが、着いたらそこは砂漠の国で、白装束にムスリム帽あるいは黒い輪っかを身につけた濃い顔の男性と、頭をスカーフで覆った女性、そしてアラビア文字が目につく。トランジットは2時間ほどで、搭乗開始時間がはやめなので、わりとあわただしい。ここまで11時間、ここから6時間の計17時間のフライト。からだはもちろんいやなかんじに凝り固まってる。バッキバッキだ。

 機内食は比較的おいしい。居眠りのあいまに座席のモニターで「コンテイジョン」と「僕たちは世界を変えることができない」を鑑賞。「コンテイジョン」はPMSのせいで眠りこけてしまい途中が抜けてたやつなので抜けた部分が観れてよかった。「僕たちは世界を変えることができない」は、大学生がおもいつきでカンボジアに小学校を建てるはなし。実話だそうだが、主人公(向井理)はおもいつき以上のことを一切せず、そんな奴がやがて変わっていくっつー展開なのかなと予想していたら、最後までそのままなのでマジびっくり。この映画から読み取れる前向きなメッセージがあるとすれば「ギャル男は意外と役に立つ」ってことくらいか。終演間際「青空」を聴く子どもたちのうつろな目ときたら!「監督 深作健太」ってオチでおれはすべてを合点したけど。

 冬の中欧の第一印象は灰色。おもくたれ込めた雲のせいで陽が射さず常に薄暗く、日没も15時なので夕暮れと夜しかない国みたい(春にバルカン半島を旅したときは逆にいつまでも日が落ちなくて一日の大半が真昼のようだった)ただ気温は5℃以上あって、それほどさむくないのがすくいだ。ブタペストはドナウ川の両岸にひろがった都市で右岸がブダ地区、左岸がペスト地区。そのふたつをつなぐのがくさり橋で、そこを渡って国会議事堂(写真一枚目の中央に映ってる宮殿みたいな建物)周辺を観光、それから王宮の丘に赴き、聖母マリア教会を見学、漁夫の砦から世界遺産の景色を撮る。市内のクリスマス市を訪ねたのは夕方。豚の薫製、ソーセージの他にもロールキャベツ、ジャーマンポテト、カレーなど、屋台にならぶ総菜がどれもやたらおいしそうだった。

 他に香草や果物の皮でつくったクリスマスリースやポプリ、蝋燭や蝋燭立て、ハチミツやホットワイン、毛皮の帽子や毛糸の手袋、食器やまな板などの店が、市街地の広場に身を寄せ合うように軒をつらねている。中央にそびえるのは、青の電飾と銀のオーナメントを施された巨大なクリスマスツリー。その裏にはイエスのうまれた馬小屋の模型が置かれ、ところどころに立つ枯れ木の枝は、きらきら光る赤と黄色の球体を灯している。ウィーンやベルリンのと比べると、規模がちいさく素朴だけど、温かみのあるいい市だとおもう。ところで「ドナウの真珠」とよばれる首都を離れ、郊外へいくと、この国は途端に街が荒廃する。落書きや廃墟のめだつ街中と、川沿いに点在するバラックを、車窓からながめていると、あまりゆたかでない国の内情が垣間みえた気がした。

 観光ガイドのおねえさん(日本語ぺらぺらのハンガリー人)によれば、ハンガリーは首都から地方への人口流出がこのところはげしく、またEUに加盟してからは近隣の国に移住する人も多いという。そのうちハンガリーからハンガリー人がいなくなってしまうのではないかとまでいわれているらしい。お金は統一通貨のユーロではなく独自通貨のフォリントをつかっていて日本円に換算すると1フォリントが0.3円。物価はやすいんだかたかいんだかよくわからない。日用品は廉価だが飲食店などは日本とそうかわらないしファーストフードなんかは逆に高価だ。言語はマジャール語。料理にはとにかくパプリカを入れる。あと唐辛子とサワークリームも好きみたい。他国とちがい「英語しゃべれますか?」と声をかけてくるロマの人がいないし、治安はいいのかもしれない。

 その日の夕飯はハンガリーの代表的な家庭料理グヤーシュドナウ川はうくしいがぜんぜんあおくなかった。

francesco3.hatenablog.com

francesco3.hatenablog.com

francesco3.hatenablog.com

francesco3.hatenablog.com

francesco3.hatenablog.com

A27 地球の歩き方 ハンガリー 2015~2016

A27 地球の歩き方 ハンガリー 2015~2016

図説 ハンガリーの歴史 (ふくろうの本/世界の歴史)

図説 ハンガリーの歴史 (ふくろうの本/世界の歴史)

感動の世界遺産 ハンガリー 1 WHD-5112 [DVD]

感動の世界遺産 ハンガリー 1 WHD-5112 [DVD]

 
旅の指さし会話帳49ハンガリー (ここ以外のどこかへ!)

旅の指さし会話帳49ハンガリー (ここ以外のどこかへ!)

ハンガリー民話集 (岩波文庫)

ハンガリー民話集 (岩波文庫)

ハンガリーを知るための47章 エリア・スタディーズ

ハンガリーを知るための47章 エリア・スタディーズ

カナカナのかわいい東欧に出会う旅―チェコ/スロヴァキア/ハンガリー

カナカナのかわいい東欧に出会う旅―チェコ/スロヴァキア/ハンガリー

中欧―ポーランド・チェコ・スロヴァキア・ハンガリー (世界の歴史と文化)

中欧―ポーランド・チェコ・スロヴァキア・ハンガリー (世界の歴史と文化)